メリットだらけの高速「4車線化」 通行止めリスクを大幅減! 正面衝突を防ぐ“止まらない道”が物流の生命線になる

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高速道路の暫定2車線区間は、事故や通行止めが4車線に比べて格段に多く、物流や地域経済にも影響を与えている。上信越道や東海北陸道のデータでは、4車線化で事故件数が最大46%、通行止めは最大72%減少。投資による安全性と信頼性の向上が、経済効率を左右する重要課題となっている。

4車線化の建設費課題

転換のイメージ(画像:写真AC)
転換のイメージ(画像:写真AC)

 4車線化の工事には当然ながら、莫大な建設費が必要となる。今後は、高速道路全線の4車線化に向けて、どのように建設費を確保するかが重要な課題となる。

 日本では、高速道路料金の有料期間が2115年前後まで延長されることが決まっている。つまり、高速料金の徴収はかなり先まで続くことになり、この収益を4車線化工事費に充てられるかが鍵となる。主要路線の多くは開通から30年以上が経過しており、老朽化に伴うリニューアル工事費との調整も必要だ。

 4車線化工事は、交通量の増加よりも通行止め回数の大幅な減少が大きな評価につながると考えられる。そのため、最優先で着手すべき政策である。近年は高速道路や鉄道においても、交通量だけでなく停止機会をいかに抑えるかが評価の基準となっている。いつでも安定した交通が可能なことは、日本のインフラの強みのひとつである。

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