メリットだらけの高速「4車線化」 通行止めリスクを大幅減! 正面衝突を防ぐ“止まらない道”が物流の生命線になる
高速道路の暫定2車線区間は、事故や通行止めが4車線に比べて格段に多く、物流や地域経済にも影響を与えている。上信越道や東海北陸道のデータでは、4車線化で事故件数が最大46%、通行止めは最大72%減少。投資による安全性と信頼性の向上が、経済効率を左右する重要課題となっている。
企業立地の交通価値

高速道路の4車線化は、広域の交通だけでなく沿道地域への影響も大きい。通勤や通学で高速道路を利用する人にとって、定時に移動できることは重要であり、4車線化による定時性の向上は大きな利点となる。
近年、高速道路沿道に企業を立地する例も増えている。企業にとって「安定した交通」と「止まらない道路」は立地条件の価値を高める要素となっている。
2025年11月には、NEXCO東日本のプロジェクトとして、福島県立磐城農業高校緑地土木科1年生30人と、福島県立平工業高等学校土木環境工学科2年生30人を対象に、常磐自動車道の浪江IC~南相馬ICで進められている4車線化工事現場の見学が実施された。こうした活動を通じて、建設業や高速道路事業だけでなく、4車線化工事への関心も高まっている。