メリットだらけの高速「4車線化」 通行止めリスクを大幅減! 正面衝突を防ぐ“止まらない道”が物流の生命線になる

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高速道路の暫定2車線区間は、事故や通行止めが4車線に比べて格段に多く、物流や地域経済にも影響を与えている。上信越道や東海北陸道のデータでは、4車線化で事故件数が最大46%、通行止めは最大72%減少。投資による安全性と信頼性の向上が、経済効率を左右する重要課題となっている。

4車線化による通行維持

雪道の高速道路(画像:写真AC)
雪道の高速道路(画像:写真AC)

 日本は台風や大雪、地震などの天災に見舞われやすい。そのため、災害時の対応能力は道路の重要な指標となる。上信越道や東海北陸道は豪雪地域を通る区間もあり、大雪時の処置や対応の適切さは特に重要である。

 暫定2車線区間では、災害時に両方向を通行止めにせざるを得ないケースが多い。一方、4車線区間では片側のみを規制することが可能で、機能する車線を限定的な中央分離帯で確保し、対面通行に切り替えられる。

 災害時は広域的な迂回路の活用も推奨される。4車線道路は広域ネットワークにも十分対応できる信頼性を持つ。実際、2022年8月に北陸地方を襲った豪雨では、北陸自動車道と並走する国道8号線が通行止めとなった際、東海北陸道が広域迂回路として推奨され、1日あたり約2万台の交通量が増加した。

 災害時には物理的な影響だけでなく、経済や物流などの波及的な損失を最小化することが重要である。この観点からも、4車線化による道路の安定性向上は必要性の高い施策である。

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