メリットだらけの高速「4車線化」 通行止めリスクを大幅減! 正面衝突を防ぐ“止まらない道”が物流の生命線になる
高速道路の暫定2車線区間は、事故や通行止めが4車線に比べて格段に多く、物流や地域経済にも影響を与えている。上信越道や東海北陸道のデータでは、4車線化で事故件数が最大46%、通行止めは最大72%減少。投資による安全性と信頼性の向上が、経済効率を左右する重要課題となっている。
4車線化による規制緩和

暫定2車線区間では、事故の復旧作業や道路維持・管理の修繕工事で、両方向を通行止めにせざるを得ないケースが多かった。4車線化により、規制は限定的な車線にとどめられ、通行止めを回避できるようになる。
2015年から2017年にかけての上信越道では、すでに4車線化が完了していた長野IC~信濃町IC区間と、暫定2車線だった信濃町IC~上越ジャンクション(JCT)区間の通行止め回数を比較すると、長野IC~信濃町ICは0回だったのに対し、信濃町IC~上越JCTは162回と大きな差が出た。
4車線化による通行止めの大幅な減少は、高速道路を「止めない」という重要性を示すと同時に、道路整備を「止めない前提」で計画できることの意義も示している。高速道路事業において、極めて必要性の高い政策である。