四国新幹線、実現はいつ? 誘致活動の舞台裏に迫る! 費用は年間920万円「新幹線を誘致する仕事」を解説する

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四国新幹線誘致活動は、地域経済の活性化に不可欠な取り組みであり、その推進に携わる業務担当者は、東京大会での決起集会を皮切りに、日々精力的に活動を進めている。新幹線整備の促進を目指し、国、自治体、企業が一体となって取り組むこの課題は、今後の地域交通インフラに大きな影響を与えると考えられる。

イメージキャラクター「つなぐん」

「つなぐん」と記念撮影する筆者(画像:北村幸太郎)
「つなぐん」と記念撮影する筆者(画像:北村幸太郎)

 四国新幹線の誘致活動で忘れてはならないのが、イメージキャラクターの「つなぐん」だ。

「実は、私が来たときにはすでに「つなぐん」は生まれていました。2020年に四国新幹線応援キャラクターとして誕生したこのキャラクターは、四国の新幹線の車掌を夢見るアリクイの男の子です。それまでは、四国各地でシンポジウムを開催し、地元四国での認知度向上や整備への理解促進を進めてきました。しかし、これまで声が届きにくかった若い人たちを中心に四国の新幹線の情報を発信し、機運を高めたいと考え、SNSを活用して親しみを持ってもらうために「つなぐん」が生まれました。四国4県を「つなぐ」、四国と大都市を「つなぐ」、そして四国と全国の都市を「つなぐ」という願いを込めて命名されたキャラクターです。さらに、2022年にはクラウドファンディングで「つなぐん」の着ぐるみも制作されました」

 X(旧ツイッター)には「つなぐん」のアカウントもあり、2月28日までにフォローし、応援メッセージを付けてリポストすると抽選で52名に景品が当たるキャンペーンも実施されている。

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