四国新幹線、実現はいつ? 誘致活動の舞台裏に迫る! 費用は年間920万円「新幹線を誘致する仕事」を解説する
四国新幹線誘致活動は、地域経済の活性化に不可欠な取り組みであり、その推進に携わる業務担当者は、東京大会での決起集会を皮切りに、日々精力的に活動を進めている。新幹線整備の促進を目指し、国、自治体、企業が一体となって取り組むこの課題は、今後の地域交通インフラに大きな影響を与えると考えられる。
続々と集まる署名

最近特に力を入れているのが署名の獲得だ。期成会では2024年6月から四国新幹線実現に向けた署名活動を開始した。従来の紙ベースだけでなく、ウェブでも展開している。半年が経過した2024年12月時点で署名は約10万筆に達しており、四国だけでなく日本全国からも多くの関心を集めているという。竹安さんによると、
「これまで、四国各地で開催されたイベントにおいて署名活動のブースを設けたほか、11月15日には高松駅で長井期成会会長と池田香川県知事が署名活動のティッシュ配りを行いました。さらに、11月30日から12月1日には、期成会として初めて関西に進出し、大阪の万博記念公園で開催された鉄道イベントにも参加しました。その場では、子どもたち向けの塗り絵コーナーを設け、今年6月から行っている四国新幹線の署名活動も実施しました。多くの方々から応援の声をいただき、2日間で2250筆もの署名を集めることができました。この活動を通じて、「次は四国の番だ」という機運が少しずつ高まっていると感じています。また、WEB署名の認知度を高めるため、7月末からYahoo!トップページPC版の「ブランドパネル」広告を展開し、公式Xでも周知に努めています。今後とも応援をよろしくお願いいたします」
とのことだ。全国的に見ても、これほどの行動力を持つ新幹線誘致活動はなかなかないといっても過言ではないほど頑張っていると感じる。