四国新幹線、実現はいつ? 誘致活動の舞台裏に迫る! 費用は年間920万円「新幹線を誘致する仕事」を解説する

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四国新幹線誘致活動は、地域経済の活性化に不可欠な取り組みであり、その推進に携わる業務担当者は、東京大会での決起集会を皮切りに、日々精力的に活動を進めている。新幹線整備の促進を目指し、国、自治体、企業が一体となって取り組むこの課題は、今後の地域交通インフラに大きな影響を与えると考えられる。

具体的な活動内容

竹安さんによる大学での講演の様子(画像:四国新幹線整備促進期成会)
竹安さんによる大学での講演の様子(画像:四国新幹線整備促進期成会)

 具体的にどのような活動をしているのか。竹安さんは「普段は観光や交通に関する業務も担当していますが、ここでは期成会の仕事内容に絞ってご紹介いたします」といい、期成会業務の日の流れを教えてくれた。

・8時30分~9時:新聞チェック
 特に、新幹線や公共交通、地域の出来事を把握できるよう努めている。

・9時~10時:メールチェックと返信対応
 四国の新幹線に関する講師依頼や、イベントへの四国新幹線応援キャラクター「つなぐん」の派遣依頼など、さまざまな相談や対応依頼が寄せられる。

・10時~11時:イベントの準備
 秋や冬に実施するイベントの準備を進める。この日は、11月上旬に東京駅や台場駅に「つなぐん」の着ぐるみを持っていく計画について関係者と協議していた。

・11時~12時:次の企画について戦略会議

・13時~13時15分:SNS更新
 四国の新幹線に興味を持ってもらえるよう、Xの更新に力を入れている。

・13時15分~14時:大学生からの質問にオンラインで対応
 最近、若い世代からの質問が増えており、嬉しく感じている。

・14時~16時:事務局会議
 四国4県の事務局メンバーとWEB会議を開き、署名活動を盛り上げるための施策を話し合った。

・16時~17時30分:会報誌に掲載する原稿作成

このように、1日を通してさまざまな業務をこなしている。

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