北陸新幹線「米原ルート」 実は“料金”も小浜ルートより安かった! 所要時間以上の衝撃事実をご存じか

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北陸新幹線小浜ルートへの反対意見が高まっている。工期や費用に関する問題が浮上しており、国土交通省の資料や沿線の知事のコメントからは、慎重な検証が必要だとされている。また、米原ルートとの所要時間がほぼ同じである可能性が指摘され、運賃試算の透明性についても疑問が呈されている。実際には、小浜ルートがより安価であるとのデータも示されている。これらの情報は、今後の議論に大きな影響を与えるだろう。

米原経由での収入分配

北陸新幹線米原ルート新大阪付近複々線化案時刻表上り15分サイクル修正版(画像:北村幸太郎)
北陸新幹線米原ルート新大阪付近複々線化案時刻表上り15分サイクル修正版(画像:北村幸太郎)

 JR西日本を新大阪~米原間の第2種鉄道事業者にした場合、その運輸収入はどう分けることになるか。筆者は以下の四つを想定している。

 北陸新幹線区間を含む利用と同数の運賃と料金をJR西日本に。ただし、「自由席でしらさぎ・はくたか←米原乗継→こだま・ひかり」利用の場合の新大阪~米原間の運賃・料金については、別途配分のルールを定める必要がある。前回記事で示した筆者の想定本数を基準に考えてみる。

 敦賀・越前たけふ発着の場合は、1時間に4本ある各駅停車タイプの半数が米原止まりのため、半数を新大阪~米原間距離案分の上JR東海に配分したらいい。例えば新大阪~敦賀間なら151.7kmの内、新大阪~米原間は106.7km、70%を占めるので、収入の50%×70%=35%をJR東海に配分すればいい。

 福井以東発着の場合は、1時間に8本ある内3本が米原乗り換えになるため、37.5%を新大阪~米原間距離案分の上JR東海に配分したらいい。 例えば新大阪~金沢間なら276.8kmの内、新大阪~米原間は106.7km、38.5%を占めるので、収入の37.5%×38.5%=14.5%をJR東海に配分すればいい。

 ただし、福井以東発着の場合、越前たけふ、敦賀、米原のいずれかで速達列車の通過待ちがあるため、新大阪発着の「つるぎ」と組み合わせての利用も一定数想定されるほか、わざわざ乗り換えが発生する便を選ぶ人がそんなにいるのか、といった点は要検討で、JR東海への配分はもう少し下がるかもしれない。

 今回の試算には関係はないが名古屋方面については、運賃・料金通算の上、従来の在来線特急「しらさぎ」での配分の仕方を踏襲するものと思われる。

 新大阪~米原間のみ北陸新幹線列車の指定席利用分については全額JR西日本へ。これは当然だろう。

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