まずは、大阪~和倉温泉直通「特急サンダーバード」を復活させてはどうか?【リレー連載】やるぜ、能登復興。(1)

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3月16日、北陸新幹線の金沢-敦賀間が開通し、沿線は祝賀ムードに包まれた。本稿では、和倉温泉と大阪・名古屋を結ぶ直通特急の復活をさらに提案。その根拠を詳しく説明したい。

「サンダーバード」運行取りやめ

大阪駅に到着した「サンダーバード44号」。2009年12月25日撮影(画像:大塚良治)
大阪駅に到着した「サンダーバード44号」。2009年12月25日撮影(画像:大塚良治)

 2024年3月16日、北陸新幹線金沢~敦賀間125.1kmが開業し、沿線は祝賀ムードに包まれた。反面、同区間の並行在来線は、第三セクターのハピラインふくいとIRいしかわ鉄道に県ごとに分断され、和倉温泉(石川県七尾市)と大阪を直結する特急「サンダーバード」および、金沢と名古屋・米原を結ぶ特急「しらさぎ」の敦賀以東の区間の運行は取りやめとなった。

 筆者(大塚良治、経営学者)は先日、当媒体に「『乗り換え不便』 北陸新幹線・敦賀延伸 収益確保が生んだ皮肉な帰結、それなら敦賀駅をテーマパーク化してはどうか?」(2024年3月24日配信)という記事を書いた。記事では、有識者の意見を踏まえ、ハピラインふくいとIRいしかわ鉄道への、在来線特急運行の有償委託による敦賀越え在来線特急の復活を提言した。

 今回の記事では、さらに、和倉温泉と大阪・名古屋を結ぶ直通特急の復活を提案したい。インターネット上でも同様の提案が見受けられるが、本記事では、筆者が考える提案の根拠を詳しく説明したい。

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