料金はタクシーの半額! 一般ドライバーによる英国流「送迎サービス」をご存じか

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タクシー運転手ではなく一般のドライバーによる有償の「ライドシェア」サービス。普及が進むロンドンの状況をリポートする。

ロンドンでは7万7000台が運行

一般ドライバーによる有償のライドシェア「Bolt(ボルト)」(画像:Bolt)
一般ドライバーによる有償のライドシェア「Bolt(ボルト)」(画像:Bolt)

 電車やバスに次ぐメジャーな公共交通機関といえば日本ではタクシーになるだろう。一方、タクシー運転手ではなく一般のドライバーによる有償の「ライドシェア」サービスは、タクシー業界などからの反対も根強く実現していない。

 かつて米企業のウーバーが日本市場の開拓を試みたが、日本のカルチャーには合わなかったようで、現在はタクシー会社と提携した予約・配車サービス「Uber Taxi」を展開するにとどまっている。

格安“タクシー”の実態

 タクシーといえばイギリス・ロンドンの全ての道が頭に入っていると言われる運転手による「ブラックキャブ」が世界一有名だが、この地における「ミニキャブ」と呼ばれるウーバーなどのライドシェアサービスの浸透ぶりがすさまじい。

 ロンドンでは2021年3月時点において、ブラックキャブの1.3万台に対し、ミニキャブは7.7万台が登録されている。

 ドライバーはアプリのカーナビを利用するので、ブラックキャブのように道を知らなくても大きな問題はない。

 ミニキャブがなぜ人気なのかといえば、なんといってもその価格だろう。ブラックキャブの半分以下なのだ。

 現地で使われる乗換案内アプリ「シティマッパー」でざっと運賃を調べてみると、グリニッジ公園から大英博物館まで、ブラックキャブは「48ポンド~」、ウーバーが「23ポンド~」という見積もりが出た。