ウクライナ侵攻だけじゃない! 政治に翻弄される「交通政策」 実は日本国内にもあった

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ロシアのウクライナ侵攻により、日本と欧州を結ぶエアラインはロシア上空を回避するルート変更を余儀なくされた。このように、政治によって人々の交通網が影響を受ける例は、実は身近なところにもある。

3月の石川知事選、推進派が初当選

石川県の金沢駅前。3月の知事選で、新交通システム進展支援を公約に掲げた馳浩氏が初当選した(画像:森口将之)
石川県の金沢駅前。3月の知事選で、新交通システム進展支援を公約に掲げた馳浩氏が初当選した(画像:森口将之)

 しかし3月の石川県知事選挙で、国会議員時代に新交通システム推進議員連盟(通称LRT推進議連)に所属し、選挙戦では金沢の新交通システム進展支援を公約に掲げた馳浩氏が初当選した。LRTになるかBRTになるかは不明だが、金沢市の交通政策が動き始めることが予想される。

 公共交通はその名のとおり公共事業であり、政治決断が重要な役割を占める。誰がリーダーになるかで大きく結果は変わってくる。そのことを有権者である私たちはしっかり頭に入れておくべきだろう。

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