「乗らないなら廃止」赤字ローカル線問題、「正論」だけで解決するなら誰も苦労しない! 地方消滅を防ぐ現実的解決策とは
正論では解決しない地域課題

ローカル線の存廃問題を議論する際には、「赤字だから廃止」といった短絡的な結論を避け、「どのように維持できるか」「維持が難しい場合、代替交通をどう整備するか」といった視点を持つべきだ。
現実の社会では、あらゆる課題が単純な「正論」では解決しない。むしろ、経済的な論理だけでなく、地域の事情や社会的な背景を考慮しながら最適なバランスを模索していくことが求められる。
「正論」を語るだけなら簡単だ。しかし、それが現実を動かすための議論につながらない限り、単なる自己満足に過ぎない。
社会に出て働き、人生の機微に触れた経験がある人なら、それがどれほど空虚なものか、すでに理解しているはずだ。赤字ローカル線問題が「正論」だけで解決するなら誰も苦労しない。「正論」だけをいって高揚感を得ていいのは、まだ社会に出ていない子どもと学生だけだ。それでも剥き出しの合理性のみを主張し続けるなら、あなたの存在は、いずれAIによって置き換えられることになるだろう。
なお、「Yahoo! JAPAN サービス媒体資料」(2024年7月9日更新)によれば、ヤフーニュースのユーザー属性(性年代別)は以下のとおりである。
【スマートフォン】
●男性(47%)
・10代:2%
・20代:13%
・30代:13%
・40代:19%
・50代:19%
・60代以上:33%
●女性(53%)
・10代:2%
・20代:9%
・30代:14%
・40代:19%
・50代:20%
・60代以上:36%
【パソコン】
●男性(67%)
・10代:3%
・20代:7%
・30代:16%
・40代:20%
・50代:22%
・60代以上:32%
●女性(33%)
・10代:7%
・20代:7%
・30代:14%
・40代:22%
・50代:23%
・60代以上:28%