京葉線「ダイヤ変更」が招いた中途半端な結末! 通勤快速復活「検討しない」と組合交渉で表明、不整脈ダイヤで通勤者の声は届くのか
9月1日のダイヤ改正で京葉線の一部に快速が復活したが、まだ課題は多い。通勤時間が短くなったと喜ぶ人もいるが、特急と快速が連続して発車する「不整脈ダイヤ」で混雑が集中し、新習志野駅の停車本数が減ったことに不満の声が出ている。さらに、蘇我~東京間の通勤快速が廃止され、通勤時間が増えたことも問題視されている。多くの通勤者が改善を求めているが、JRは通勤快速の復活を検討していない。
快速が一部復活
9月1日に京葉線の通勤時間帯に快速が一部復活した。
これに対して、神谷俊一千葉市長も一定の評価を示している。
また、実際に京葉線で通勤している筆者(北村幸太郎、鉄道ジャーナリスト)の母からは
「確かに速くなった。21時までに家に帰れるようになった」
と喜びの声も届いているので、JR千葉支社には母に代わって感謝の気持ちを伝えたい。