方向音痴の人向け? 最近話題の「タクシーアプリ」 電話予約より明らかに便利と言えるワケ

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日本でも徐々に浸透しつつあるタクシーアプリ。タクシー会社に電話して廃車を依頼するのと何が違うのか。実際に使ってみて分かった利便性をリポートする。

日本でも浸透し始めたタクシーアプリ

タクシーアプリのイメージ(画像:写真AC)
タクシーアプリのイメージ(画像:写真AC)

 日本ではタクシーアプリが浸透し始めている。テレビを付ければ「GO(ゴー)」のCMが流れ、東京の主要駅前には「S.RIDE(エスライド)」のタクシーが並ぶ。タクシーアプリに興味はあるけれど一体どんなものなのかと考える人に向けて、その特徴や使い方を紹介するウェブサイトも数多く存在する。

あえてアプリを使う便利さとは

 これまでも利用してきたタクシーだが、アプリを挟むことでどんなメリットがあるのか。

 乗客はアプリがあれば、行列に並ぶことなく、歩き回ることなくタクシーを手配することができる。屋内にいながらタクシーがすぐつかまるのかどうか瞬時に分かること自体が便利である。

 実際はアプリによる予約は迎車にあたる。しかしタクシー会社に電話を掛ける迎車に比べて、アプリでの予約は心理的ハードルが低い。アプリでだいたいの料金や到着予定時間が簡単に調べられるのは安心感につながる。

 タクシー運転手にとっては、タクシー乗り場や流しだけでなく、乗客を獲得するチャンスが増えるだろうし、送迎にしても無線連絡よりアプリ上のマップで乗車場所が分かるのは便利なのではないだろうか。

 この乗車場所だが、口で説明するのが難しいことは多々ある。慣れない土地であればなおさらだ。

 さらに海外で現地の言葉が不自由な場合には格段に便利なので(逆にいえばインバウンドにも便利だと思われるので)、筆者がイタリアで利用したタクシーアプリの紹介をしたい。

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