自動運転が普及すると「雇用危機」「CO2増加」を招く? 世界の最新動向とは

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ハード指向からソフト指向に移行しつつあり、デジタル製品とサービスの重要性が増しているとされるヨーロッパの自動車分野。最新の動向を専門的見地からリポートする。

コネクティッドカーCVと自動運転車AV

Roadmap for the deployment of automated driving in the European Union ACEA(画像:大庭徹)
Roadmap for the deployment of automated driving in the European Union ACEA(画像:大庭徹)

 産業を再編する自動車用ソフトウエア技術には主に四つの傾向がある。

・コンピュータ基本骨格の統合と電子制御機能の標準化により、故障予測と維持管理費の削減を実現
・車内通信の標準化により、費用対効果と通信速度を改善し、質量を低減
・コネクティビティーとネットワーク連携で車車間、車とインフラ間の通信を実現
・自動運転車を実現

 これらを活用してインターネットに繋がる自動運転車CAVが実現する。

 自動運転は大別すると下記の3種ある。

・運転支援:システムがハンドル、加速とブレーキ操作を代行するが運転手は常にハンドルを握り、車両を監視しなければならない

・半自動運転:システムは規定された範囲で運転を代行し、運転手は運転以外の作業を行うことができるが、システムが正しく機能できない場合は運転手が運転操作を行う。

・完全自動運転:あらゆる状況で運転操作を代行し、運転手は不要となる

 先進的な運転支援システム(駐車支援や自動巡行)実用化済み、トラックの隊列走行、 無人タクシーや無人シャトルは実証試験中だが、実用化はまだ遠い。採用初期のコストは高いが、利用が増えるか公共輸送に採用されれば、より幅広い顧客の手に届くだろう。

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