日常で見かける「マナー違反」電車&クルマがダントツ でも注意する人は少数派?

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公共の場でのマナー違反に関する調査が発表された。電車や車の運転など、交通関連の場面で感じるマナー違反が多いという結果となった。

ふたりに一人がマナー違反を目撃

電車のイメージ(画像:写真AC)
電車のイメージ(画像:写真AC)

 女性向けメディアSpicomiを運営するUOCC(東京都)は、公共の場でのマナー違反に関する調査を行い、結果を発表した。

 調査は2022年5月16日(月)、21~73歳の男女300人を対象に実施。それによると、マナー違反を見掛ける場所として最も多く挙がったのは「電車」と「道路」でいずれも48.3%。電車や車の乗車時に他者のマナーが気になる人が多いことが分かった。

 具体的な内容は、「禁煙の電車内でタバコを吸っている人を見た」(男性44歳)「運転中の急な割込み、幅寄せ、あおり運転、ノロノロ運転」(男性54歳)など。

 そのほか「街なか」(37.3%)「スーパー」(33.3%)「ショッピングモール」(21.6%)などが続いた(複数回答)。

 普段、マナー違反の人を見掛けることが多いと回答した人は93.3%(「よく見掛ける」「たまに見掛ける」の合計)。一方で、マナー違反の大人を見たら指摘を注意するという人は2.0%、「相手を見て考える」が20.0%、「しない」は78.0%に上った。

 またマナー違反の子どもを見たら注意するという人は14.3%。「相手を見て考える」は40.7%、「しない」は45.0%だった。

 大人より子どもに対しての方が注意する人は多いものの、「危ないときは手助けするが、それ以外は見て見ぬふりが多い。逆上されたり親からの反対に言い返されたりして無駄にストレスを抱えたくない」(女性38歳)といった意見もあった。

 日本人のマナーは悪くなったかを尋ねる問いでは、「よくなった」が12.3%、「悪くなった」が40.0%、「変わらない」が最も多い47.7%だった。

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