なぜ京成高砂は「忍耐の街」と呼ばれるのか? 北総線乗り継ぎ6.2万人、スカイライナーすら速度を落とす現実とは

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京成高砂駅は乗降約9.7万人、北総線乗り換えが約6.2万人を占める京成の主要結節点だが、地上踏切と車両基地が重なり遮断が長時間化。高架化構想は20年以上進まず、成田空港アクセス強化とともに課題が拡大している。住民の諦めと期待が交錯する現場を歩く。

住宅地に残る個店の存在

京成高砂駅周辺の様子。筆者撮影(画像:宮田直太郎)
京成高砂駅周辺の様子。筆者撮影(画像:宮田直太郎)

 今回の取材では、次の三店舗の店主と利用客に話を聞いた。忙しいなかで協力をいただいたことに、ここで感謝を記す。

 ビートコーヒー(高砂3-16-1)は、高砂駅南側で二十年にわたり自家焙煎のコーヒーを出している喫茶店である。手作りのチーズケーキも評判となっている。

 カフェプラたく(高砂3-8-16)は、店内でプラレールが次々と走る、家族連れに人気の喫茶店である。すでに生産が終わった車両もあり、鉄道好きからも支持を集める。京成電鉄の車両をかたどったアイスクリームも人気がある。

 春助煎餅(高砂3-10-5)は、高砂を代表する老舗としてメディアで取り上げられることも多い煎餅店である。揚げおかきがよく売れている。

 店の数は多くないが、住宅地の中に個性のある店が点在している点は、高砂地区ならではの特徴といえる。

 高砂は成田空港や千葉ニュータウン、柴又などへ向かう途中に位置し、通過されることが多い場所でもある。それだけに、一度足を運んでみる価値のある地域である。

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