自動車ジャーナリストはもはや「不要」なのか? 偏向&懐古趣味がネット時代の読者に響かない根本理由
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ネット上で支持されない自動車ジャーナリストは、提灯記事や古い情報、消費者目線の欠如で信頼を失う。10万人規模調査では投稿者のわずか0.23%が過激化。独立性と市場洞察を備えた記事が、消費者判断と市場透明性を左右する。
項目6:消費者批判に走る

「ネット上で支持されない自動車ジャーナリストの特徴」の項目6は、「消費者批判に走る」である。
●「クルマを理解しない消費者が悪い」といった書き方。逆に読者との距離を広げる。
ジャーナリストが消費者目線を失うと、読者との距離は広がる。理解される事象であっても、多くの読者が共感できる記事でなければ、自己満足に過ぎない。
例えば、
「出来のいいクルマなのに販売不振なのは消費者のせい」
といった論調の記事は、読者の反感を買う。販売不振には必ず理由がある。消費者に原因を求めるのは、極めて稀なケースである。消費者を軽視する姿勢は、記事全体の信頼を損なうことになる。