渋滞覚悟でも「マイカー優先」? 秋の行楽シーズンの移動、約6割が「クルマ」を選ぶワケ

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2025年秋の行楽シーズン、20~50代の約6割が自動車を主要移動手段に選ぶ意向を示した。自由度や快適性、体験価値を重視する傾向が鮮明で、体験型観光での自動車の利便性と課題が浮き彫りになった。

秋行楽、自動車人気再燃

秋の行楽イメージ。生成AIで作成。
秋の行楽イメージ。生成AIで作成。

 2025年の秋の行楽シーズン、20代から50代の約6割弱が移動手段として「自動車」を選ぶ意向を示した。トータス(神奈川県大和市)が実施した「2025年秋の行楽シーズン、車で出かけたい場所に関する調査」によると、主な移動手段として自動車を選ぶ人は57.0%に上り、新幹線・電車の26.8%や飛行機の9.1%を大きく上回った。

 この結果は、消費者が公共交通の利便性よりも、

・行き先やルートを自由に決められる自由度
・移動中の快適さ
・旅行体験そのものの価値

を重視していることを示している。特に少人数の家族旅行や荷物の多い観光では、自動車の利便性が際立つことが浮き彫りになった。

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