スバルが米ピックアップ市場に参入? 「北米7割依存」脱却を狙う空白地帯戦略――SUV偏重からの転換なるか
北米販売が全体の7割を占めるスバルが、2025年のモビリティショーで新型ピックアップを初公開するとの観測が浮上した。価格競争が激化する小型市場で、ハイブリッド投入やトヨタとの共同開発により突破口を狙う構えだ。北米偏重の歪みを是正できるのか、その成否が注目される。
追加関税と地産転換

スバルの新型ピックアップは、米インディアナ工場で生産される可能性がある。年間生産能力は約40万台で、現在はアウトバックやインプレッサなどを製造している。
日本から米国へ輸出される自動車には追加関税が課されており、スバルは今後、トヨタの北米拠点を含む生産体制の再構築が求められる。
トヨタとのプラットフォーム共有により、北米での生産分担が可能となるだけでなく、部品調達の共通化や品質の均質化も実現できる。
一方、日本国内での生産が成立するかどうかは、自動車関税の軽減措置や免税制度、物流コストなどの試算次第となる。中長期的には、地産地消がより現実的な選択肢になるだろう。