スバルが米ピックアップ市場に参入? 「北米7割依存」脱却を狙う空白地帯戦略――SUV偏重からの転換なるか

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北米販売が全体の7割を占めるスバルが、2025年のモビリティショーで新型ピックアップを初公開するとの観測が浮上した。価格競争が激化する小型市場で、ハイブリッド投入やトヨタとの共同開発により突破口を狙う構えだ。北米偏重の歪みを是正できるのか、その成否が注目される。

デトロイト三強の牙城

フォード・マーベリック(画像:フォード)
フォード・マーベリック(画像:フォード)

 北米のピックアップ市場は長年、GM、フォード、ステランティス(クライスラー)による「デトロイトスリー」が支配している。車格はフルサイズ、中型、小型の三つに分類される。フルサイズでは、

「フォード・Fシリーズ」

が不動のベストセラーだ。シボレー・シルバラード、ラム・トラックも続き、これら3モデルの年間販売台数は200万台近くに達し、「鉄壁の3強」と称される。

 中型ピックアップではトヨタ・タコマがトップに立ち、デトロイトスリーをリードする健闘を見せている。小型ピックアップ市場は、2021年以降にフォード・マーベリックと現代自動車のサンタクルーズが新たに開拓したセグメントだ。特徴はセダンの後部に荷台を設けたボディ構造にある。

 GMやステランティスなどが参入しない“空白市場”であり、スバルがこの分野に商機を見出していると推察される。

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