スバルが米ピックアップ市場に参入? 「北米7割依存」脱却を狙う空白地帯戦略――SUV偏重からの転換なるか

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北米販売が全体の7割を占めるスバルが、2025年のモビリティショーで新型ピックアップを初公開するとの観測が浮上した。価格競争が激化する小型市場で、ハイブリッド投入やトヨタとの共同開発により突破口を狙う構えだ。北米偏重の歪みを是正できるのか、その成否が注目される。

共同開発の成否と価値判断

スバル・BRZ(画像:スバル)
スバル・BRZ(画像:スバル)

 スバルの新型ピックアップに採用されるプラットフォームは、トヨタとの共同開発である点が注目される。両社はすでにスポーツ車「86/BRZ」や電気自動車「Bz4X/ソルテラ」で兄弟車を展開し、共同開発の実績がある。新型ピックアップが生産・開発の水平分業によるものか、真の共同開発かで存在価値は大きく異なる。

 トヨタは北米のピックアップ市場で、フルサイズの「タンドラ」と中型の「タコマ」を展開している。小型ピックアップ市場への新規投入は、両社にとって新たな挑戦だ。単独で進められなかった領域を協力して切り拓けるかが焦点となる。

 さらにハイブリッド車の導入も視野に入り、北米ピックアップ市場における電動化の主導権争いも見逃せない状況だ。

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