EV後進国ニッポンの憂鬱…シェアわずか1.4%! 業界内から漏れる「国内メーカーの消極姿勢」、それでもアウディが日本市場の「潜在力」に賭けるワケ
日本のBEV市場は依然として低迷している。2025年3月の販売データでは、全体の1.4%に過ぎない。アウディはショールーム開設や充電インフラ整備を進めるも、日本市場での認知拡大には依然として多くの障壁が存在している。しかし、同社は顧客接点を増やす努力を重ね、今後の市場拡大を狙っている。
販売割合「1.4%」という現実

バッテリー式電気自動車(BEV)の普及は、一時に比べて勢いを失っている。とはいえ、ガソリンが有限である以上、脱炭素に向けた大きな流れが止まったわけではない。
だが、日本市場においてBEVの存在感は依然として希薄だ。日本自動車販売連合会が2025年4月に発表した同年3月の燃料別・メーカー別登録台数(乗用車)によれば、全体の販売台数は28万8234台。そのうちBEVはわずか4010台で、シェアは1.4%にとどまる。
さらに注目すべきは、その4010台のうち3303台、つまり82.4%が輸入車である点だ。国内で販売されているBEVの大半が海外ブランドという構図が浮かび上がる。
例えば、ドイツの高級車ブランドであるアウディも、日本でのBEV拡大に苦戦している。だが、同社はショールームの開設や充電インフラの整備を通じて、日本の消費者との接点を増やし、着実に市場浸透を図っている。