JR「混雑偏重 = 快速のせい」はデタラメ? 議論すべきは「有効本数」である
本当に便利でよい路線とは何かを考えるためには、どのような視点が必要か。本稿では、路線の利便性を「有効本数」という指標で見ることを提案し、いくつかの路線の例を紹介する。
利便性評価の新提案

最近、京葉線の「通勤時間帯の快速系統廃止問題」が鉄道行政を騒がせている。
快速列車の運行や停車駅については、特に神奈川県鉄道輸送力増強促進会議のように、国から市町村まで鉄道ダイヤの本当の専門家がいない場合、自治体が鉄道事業者に意見をいう傾向がある。
列車接続で解決できる問題なのに、やみくもに増便や停車駅の増設を求め、混雑の偏重を考慮せず、快速の設定や復活を求めている。
では、本当に便利でよい路線とは何かを考えるには、どのような視点が必要なのだろうか。本稿では、路線の利便性を
「有効本数」
で見ることをひとつの指標として提案し、いくつかの路線の事例を紹介する。なお、現行ダイヤは2024年3月改正時点のダイヤに基づいている。