高速道路の料金所、なぜ「本線に入る前」に設置されているのか?

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料金所は通常、高速道路の本線に入る前に設置されている。いったいなぜか。

大半は高速本線前に設置

料金所のイメージ(画像:写真AC)
料金所のイメージ(画像:写真AC)

 高速道路の料金所は通常、インターチェンジ(IC)から出発し、本線に入る前に大抵設置されている。もちろん、中央自動車道(以下、中央道)の八王子ICのように、山梨・長野・名古屋方面への下り線を利用する場合、本線に入ってから「八王子本線料金所」という料金所があるといった例外もある。

 さて、本線に入る前に料金所が存在し、そのためにわざわざ車を止めたり速度を落としたりする必要があるのはなぜか。多くの人が同じ疑問を抱きながら高速道路を利用していることだろう。

 実際に、仕事とプライベートで年間約6万kmを走る私(都野塚也、ドライブライター)も、大人になってから高速道路を頻繁に利用するようになり、その理由を理解する機会を得た。

 そこで今回は、高速道路をもっと楽しく、安全に利用するために、高速道路の料金所について解説する。

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