運転初心者の難敵? 高速道路の「右ルート」「左ルート」、なぜ設置されているのか

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変わった道路形状をしている高速道路が、全国にいくつかある。そのなかでも代表的なのが、右ルート・左ルートだ。右ルート・左ルートはなぜ設置されているのか。

変わった道路形状

東名上り線 右ルート・左ルート分岐点(画像:都野塚也)
東名上り線 右ルート・左ルート分岐点(画像:都野塚也)

 変わった道路形状をしている高速道路が、全国にいくつかある。そのなかでも代表的なのが、右ルート・左ルートだ。

 通常の車線が右と左の2ルートにわかれていて、ドライバーはいずれかのルートを選択して走行する。分岐点から右ルート・左ルートともに同じ方面を走行し、合流地点で終点を迎えて元の道路形状へと戻る。途中でルートを変更することはできない。

 私(都野塚也、ドライブライター)は初めて右ルート・左ルートに遭遇したとき、自分でルートを選ぶことの期待感にかなりワクワクした。そしてある日、そもそも

「なぜ右ルート・左ルートが設置されているのか」

という疑問を抱いた。

 今回はその理由などについて説明する。

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