車のベストな購入方法はどれ? 「ローン」「サブスク」「現金一括」、実際に見積もり取って比べてみた

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自家用車の購入方法といえば、現金一括払いか自動車ローンが一般的だった。しかし近年、若者に人気なのがサブスクリプションという利用法。結局どれが一番お得に乗れるのか。

買わずに「借りる」という選択肢も

クルマにお得に乗るには?(画像:写真AC)
クルマにお得に乗るには?(画像:写真AC)

 車の買い方が多様化している。

 これまでは、現金一括払いか自動車ローンを組んで購入するというのが当たり前だった。

 しかし最近では、車を購入・所有するのではなく、個々のライフスタイルに合わせて車を必要なときだけ使う、あるいは一定期間だけ利用するといった車の買い方、使い方が増えている。いわゆる「車のサブスクリプション(サブスク)」が定着しつつあるのだ。

 車を購入した場合と借りた場合とでは、どれほどの違いがあるのだろうか。

※ ※ ※

 車を買う方法としては「現金一括払い」と「自動車ローン」のふたつが一般的だ。

 現金一括払いの場合、ある程度まとまった購入資金が必要となるのは言うまでもない。貯金がない、車を購入するための費用を準備できないといったユーザーにとって、現金一括払いはハードルが高い。そこで検討するのが、自動車ローンとなる。

 自動車ローンは、車の購入にかかる総額を24回、36回、48回など毎月一定額を分割して支払っていく方法だ。一度に高額の支出を抑えられ、貯金がなくても車を持つことができ。筆者もこれまで幾度となく世話になってきた。

 分割払いとなれば購入に掛かる総額のほかに、支払い回数に応じた金利が発生する。現金一括払いよりもより多くの金額を支払わなければならなくなる。

 支払いが完了するまでは販売会社などが車の所有権を持つことになるため、すぐに所有できない点もデメリットとなる。

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