海老名SAはなぜ「利用客数」日本一なのか? 地の利だけじゃない、巧みな集客戦略を学べ
高速道路を利用する際、休憩などで立ち寄るサービスエリア。国内で最も利用客数が多いのは海老名SAで、その数はなんと1日平均約10万人。驚異的な集客力の理由とは何なのだろうか。
上下線で計10万人以上の利用客

日本全国に広がる高速道路。長距離を走行する際に便利なのが、ご存じサービスエリア(SA)だ。SAは、運転手や同乗者が休憩するためのあらゆるサービスが網羅されている。
さらに、最近は地元の特色を生かしたSAから施設の充実したSAまで、一言でサービスエリアといっても幅広いのが特徴だ。
そんなSAのなかで日本で一番利用されているのが、東名高速道路(東名)に設置されている海老名SAである。
神奈川県海老名市に所在地を置く海老名SAは、屈指の施設の充実さと交通量の多い東名で最も東京都心よりにあることもあり、平日・休日問わず日々たくさんの方々が利用されている。
特に休日は、上下線合わせて10万人以上の利用があるというから驚きである。
今回はそんな海老名SAについて、徹底的に解説していく。東名で海老名SAを経由する際は、ぜひ海老名SAを利用していただければと思う。