都心から1時間! 南房総にある超高額会員制「走りの聖域」をご存じか

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都心からわずか1時間、南房総に広がる「THE MAGARIGAWA CLUB」は、3,600万円の会員権が即完売した“走る聖域”だ。F1設計技術を導入した全長3.5kmのコースに、温泉やダイニングを併設し、「所有から体験へ」移るモビリティ時代の象徴となった。富裕層の情熱と地域経済、そしてクルマ文化の未来が交差する、革新的なモビリティ拠点である。

走ることを「文化」に昇華させた、唯一無二の“聖域”。

THE MAGARIGAWA CLUB (画像:THE MAGARIGAWA CLUB)
THE MAGARIGAWA CLUB (画像:THE MAGARIGAWA CLUB)

 南房総にある「THE MAGARIGAWA CLUB(ザ・マガリガワ・クラブ)」は、富裕層向けサーキットにとどまらない。クルマを愛する人々が集い、走り、語り、憩う。新しいモビリティライフの先駆けであり、所有から体験へと移るクルマ文化の未来を示す舞台である。

 千葉県・南房総市。都心から車でわずか60分の距離に、世界のどのサーキットにも似ない“走りの聖地”がある。「THE MAGARIGAWA CLUB」である。2023年に本格始動した完全会員制のプライベート・ドライビングクラブで、3600万円からという超高額会員権も即完売したほどの注目を集めている。

 施設の中心にあるのは、全長3.5kmのドライビングコースだ。F1サーキット設計で知られるドイツの名門「ティルケ・エンジニアリング」が手がけ、アジア初のプライベート専用プロジェクトとして設計された。高低差80mの起伏に富んだ地形を活かし、22のコーナーと800mのロングストレートを組み合わせたレイアウトは、サーキットでありながら自然なワインディングのリズムを持つ。安全性を確保しつつ、車両性能を存分に引き出し、ドライビングプレジャーを最大化する設計思想が随所に反映されている。

 施設面も従来のサーキットとは一線を画す。クラブハウスにはミシュラン星付きレストラン経験者が腕を振るうダイニング、絶景を望むバーラウンジ、最新設備のトレーニングジム、天然温泉やスパ、屋外プールを備える。さらにキッズルームやドッグランなど家族連れでも楽しめる施設も整い、「家族の時間」と「自分の時間」を両立させることが可能だ。

「THE MAGARIGAWA CLUB」は、ただのサーキットではない。走り、寛ぎ、語らい、人生を愉しむための新しい“聖域”として設計された空間である。

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