来場者2万人の鉄道技術展! 8回目で初めて「大阪」開催されたワケ

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鉄道・交通システムやインフラ技術など、あらゆる鉄道技術に関わる企業や団体が集まる「鉄道技術展」が2022年5月に開かれた。8回目にして初めて大阪で開かれた同展。果たしてその理由は。またメリットとは?

過去7回は千葉・幕張メッセで

2022年5月に初めて大阪で開催された「鉄道技術展・大阪」(画像:川辺謙一)
2022年5月に初めて大阪で開催された「鉄道技術展・大阪」(画像:川辺謙一)

「鉄道技術展・大阪」が大阪市住之江区にある国際展示場(インテックス大阪)で開催された。会期は2022年の5月25日(水)から27日(金)までの3日間で、多くの鉄道関係者や工事関係者などが集まった。

 このイベントのベースである「鉄道技術展」は、日本唯一の鉄道技術の総合展示会であり、2010(平成22)年からほぼ隔年で開催されてきた。これは、鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービスなど、あらゆる鉄道技術に関わる企業や団体が集まる見本市であり、産経新聞社が主催している。

 これまでの7回は千葉市美浜区にある幕張メッセを会場としていた。いっぽう8回目となる今回は場所を移し、初めて大阪で開催された。そのためイベント名も「鉄道技術展・大阪」となった。

 なぜ今回になって関東を離れ、大阪で開催されたのか。幕張メッセで開催されたときと何が違うのか。それらを探るため、筆者(川辺謙一、交通技術ライター)は「鉄道技術展・大阪」を取材した。

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