来場者2万人の鉄道技術展! 8回目で初めて「大阪」開催されたワケ

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鉄道・交通システムやインフラ技術など、あらゆる鉄道技術に関わる企業や団体が集まる「鉄道技術展」が2022年5月に開かれた。8回目にして初めて大阪で開かれた同展。果たしてその理由は。またメリットとは?

幕張と大阪、交互開催することの意義

2022年5月に初めて大阪で開催された「鉄道技術展・大阪」(画像:川辺謙一)
2022年5月に初めて大阪で開催された「鉄道技術展・大阪」(画像:川辺謙一)

 ただ、もし「鉄道技術展」が幕張と大阪で交互に開催されたら、鉄道関係者が情報収集できる機会が増える。コロナ禍がある程度収束し、かつて「鉄道技術展」で出展していたヨーロッパ企業が戻って来れば、情報収集の機会はさらに増える。

 もちろん、これは筆者の希望的観測に過ぎない。ただ、今の日本の鉄道は、人口減少やコロナ禍による利用者の減少、労働者不足などの多くの課題を抱えており、その解決方法を探っている。

 それゆえ、こうした情報収集の機会を増やすことが今後より求められて来るのではないだろうか。

 なお、次回の記事は、筆者が会場で見た展示の一部を紹介する。

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