ドライバー不足は絶対解消できない! 今後は人材争奪戦時代に突入 物流各社が注力すべきウェブ採用術とは
労働人口が減少する日本において、トラックドライバーの人手不足解消は見込めない。前後編の後編では、人材を確保するために有用なウェブ活用術について、実例を踏まえて紹介する。
「質」を重視する採用に必要な視点

「量より質を取りたい」──そう考える運送会社は、営業所の移転などにより通勤が難しくなり「やむにやまれず」退職する(した)トラックドライバーを探すことをお勧めする。
例えば、創業30~40年くらいの運送会社だと、会社設立当時は存在しなかった住宅地が営業所周辺に立ち並び、郊外への移転を余儀なくされるケースもある。
営業所や倉庫の老朽化に伴い建て替えを強いられるケース、荷主のサプライチェーン見直しにより物流センターが移転、伴うようにして運送会社が移転するケースもある。
ただしこのような「やむにやまれず」転職を決意するトラックドライバーを狙って採用を行うためには、「常に網を張り続ける」、すなわち常に採用広告を出し続ける必要がある。
通年採用に効果的な自社サイトの広告化
リクナビ、マイナビ、doda、エン・ジャパンなどの大手就職情報サイトへの採用広告出稿には、それなりの費用が掛かる。1年を通じて採用広告を出稿し続けるのは、特に中小企業が大半を占める運送会社では難しいだろう。
最近では、ドラEVER、ブルルなど、トラックドライバーの採用に特化した採用情報サイトも増えてきた。このような職種特化型の媒体では、先に挙げた総合就職情報サイトに比べて半額から3分の1以下の出稿費用で採用広告を出すこともできる。同じ予算額で、より長い期間の広告出稿が可能となるのはありがたい。
テレビ広告でよく知られるIndeedも、かつてはトラックドライバー採用の切り札として、大手コンサルティング会社などが勧めていた。同サイトを一例として、良い点、悪い点も含めた活用術を説明していこう。