「養老線」存亡の危機! 人口1.8万の町が赤字線救済に挑戦――町民も巻き込む驚きの窮余策とは

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岐阜県南西部の神戸(ごうど)町が町内を走る養老線への支援金を捻出するため、クラウドファンディングで資金募集を始めた。財政力が弱い小規模地方自治体の窮余の一策だ。

車社会の進行に歯止めかからず

神戸町が広神戸駅前に整備したひよしの里(画像:高田泰)
神戸町が広神戸駅前に整備したひよしの里(画像:高田泰)

 養老線地域公共交通再生協議会が2024年度に沿線住民約1700人を対象に実施したアンケート調査では、養老鉄道を週4日以上利用する人は全体の

「13%」

しかいなかった。利用しない理由としては、半数以上が「車を利用するから」と答えている。

 養老線が全線開通したのは1919(大正8)年。戦後は近鉄が長く運行してきたが、赤字経営が深刻化してからは沿線7市町の支援で路線が維持されてきた。しかし、人口減少と車社会の進行は止まらない。先行きに明るさが見えないなか、養老線は正念場を迎えようとしている。

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