北陸新幹線延伸 「舞鶴・湖西ルート」がゾンビ復活! 小浜ルートへの不信が生んだ構造変化とは
参院選京都選挙区の論戦で、北陸新幹線の大阪延伸をめぐり、舞鶴ルートや湖西ルートを支持する声があがっている。いずれも過去のルート選定で採用されなかった経緯がある。なぜいま再び議論の俎上に載ったのか。
舞鶴市はルート再考に動く構え

舞鶴市議会は参院選公示直前の6月末、小浜・京都ルートを見直し、舞鶴ルートを再考するよう求める決議をした。舞鶴市企画政策課は
「決議を重く受け止めている」
とし、新幹線延伸を地域振興の起爆剤にするため、地元経済界などと対応協議に入る構えだ。
舞鶴ルートは小浜市を通過することから、小浜延伸を強く希望する福井県の賛同を得やすいと考える声もあるが、建設費は小浜・京都ルートを上回り、費用対効果を示す費用便益比も2016年の段階で効果があると判断される1を下回るとされている。
北陸選出の自民党国会議員は
「小浜・京都ルートの優位性を示すため、最後まで候補に残したとも聞く。運賃が高く、時間がかかるうえ、京都市をトンネルで通せば、小浜・京都ルートと同じ問題が起きる」
と指摘した。