空港なのにプールがある! シンガポール・チャンギ空港が世界最高の「乗り継ぎスポット」なワケ

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シンガポールの「チャンギ国際空港」は乗り継ぎでも人気。その利便性だけでなく、空港内における設備の充実度も群を抜く。空港利用者だけでなく、市民の遊びスポットとしても人気が高いという。

国の経済発展に合わせて拡張

シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル3(画像:シカマアキ)
シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル3(画像:シカマアキ)

 世界各地にある空港のなか、シンガポールのチャンギ国際空港は飛行機の「乗り継ぎ」という点で、世界最高だ。シンガポールはアジアの小国ながら経済発展が目覚ましく、それと同時に空港も進化を遂げてきた。

 現在のターミナル数は四つ。シンガポールには国内線はなく、発着する路線はすべて国際線だ。コロナ前の2019年の旅客数は年間約6830万人、便の発着数は約38万回だった。

 フラッグシップキャリア(国策のもとで国際線を運航する航空会社)のシンガポール航空、系列の格安航空会社(LCC)であるスクートを中心に、貨物便も多く飛来する。巨大なショッピングモールが空港に併設されているほか、空港はシンガポール中心部に鉄道で結ばれていて、とても便利。乗り継ぎの待ち時間が長くても、楽しむ要素が多く用意されている。

 アジアに限っても、乗り継ぎ空港としてのライバルは香港、韓国・ソウル(仁川)をはじめ、東京(羽田・成田)、上海(浦東)、台北(桃園)などいくつも存在する。しかし、いずれの空港の追随も許さないほど、チャンギ空港は乗り継ぎ空港としての圧倒的な地位を確立している。

 1981年の年末に開港して40年あまり。ひとつのターミナルから始まったチャンギ空港が、なぜ世界最高の乗り継ぎ空港となったのか。この5年間で4度訪れた筆者が、他の巨大空港とも比較して実感したチャンギ空港のすごさの理由を紹介する。