カーオーディオの音質「バッテリー交換」でアップするってMaji? 高性能バッテリーの驚くべき効果とは
カーオーディオの音質向上を目指すドライバーの間で、高性能バッテリーの交換が注目を集めている。特にリチウムイオンやAGMバッテリーが音質向上に寄与する理由を探り、車両全体の性能向上にもつながるそのメリットを解説。
バッテリーとカーオーディオの密接な関係

カーオーディオの音質向上を目指すドライバーの間で、バッテリー交換が注目を集めている。特に、パナソニックの「カオス」など、高性能なバッテリーがカーオーディオの音質向上に効果的だとして、人気を博している。
車のバッテリーは、エンジン始動時だけでなく、走行中にも重要な役割を果たしている。エアコンやパワーウィンドウ、そしてカーオーディオを含むすべての車載電装品に電力を供給しているため、バッテリーの状態がカーオーディオの性能に直接影響を与えることになる。
自動車検査登録情報協会の調査によると、2021年度の乗用車の平均使用年数は13.87年となり、10年前と比較して車の長期使用が進んでいることがわかった。それにともない、バッテリーの劣化も避けられない問題となっている。
バッテリーが劣化すると、供給できる電圧容量が低下し、カーオーディオの音質低下を引き起こす可能性がある。具体的には、音がぶれたり途切れたりするなどの症状が現れる。これは、カーオーディオが必要とする電力をバッテリーが十分に供給できなくなるためだ。
では、実際にバッテリー交換で音質が改善されるのだろうか。本稿では、バッテリーとカーオーディオの関係を探り、高性能バッテリーが音質向上に寄与する理由を詳しく解説していく。