スタック多発なのに! なぜ「冬用タイヤ」を装着しないのか? 雪道での立ち往生が生む年間12億円超の経済損失

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2025年の冬、予想を超える積雪が各地で道路麻痺を引き起こし、立ち往生する車両の映像が連日報じられている。2018年の首都高速で発生した約10時間に及ぶ渋滞を見ても、冬用タイヤ未装着車による経済的損失は深刻である。特に、東名高速道路では冬用タイヤの未装着率が69.5%に達しており、雪道での安全確保には早期の冬用タイヤ装着が不可欠だ。これに対して、政府による支援策の導入が求められている。

雪道運転を安全にするための備え

豪雪の高速道路(画像:写真AC)
豪雪の高速道路(画像:写真AC)

 冬用タイヤの着用は、交通の安全を守るだけでなく、経済的な面でも重要だ。しかし、冬用タイヤの購入には費用がかかるため、その対策は個人に任せるのではなく、国や自治体が支援すべきだ。

 雪が降る期間は予想以上に長く、11月から4月にかけて雪が降る地域もある。実際、大学の入学式の時期に粉雪が降った経験があるため、冬用タイヤを早めに装着し、できるだけ長期間使用することが大切だ。

 冬用タイヤの重要性を理解し、危険が高まる冬季の道路を、安全で快適に運転できるように心掛けることが必要だ。

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