16歳以上は免許なし「電動キックボード」 実は“女性&年配者向き”と言えるワケ

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道交法改正案が閣議決定されたことで注目を集める「電動キックボード」。海外での普及状況は果たして?

ヨーロッパ各国で利用拡大

日本でまだ普及途上のeスクーター(電動キックボード)。欧州では?(画像:写真AC)
日本でまだ普及途上のeスクーター(電動キックボード)。欧州では?(画像:写真AC)

 日本ではまだ頻繁に見かけることのないeスクーター(電動キックボード)だが、このたび最高時速20km以下で16歳以上なら免許なしで運転できる道交法改正案が閣議決定された。

 ニーズの拡大を見越して、新製品も次々登場している。2021年12月には通勤などにも便利なチェア付きモデルが発売された。本来の立ち乗りと違い、少々自転車に似たスタイルで普及となるか、今後が気になるところである。

 そんな中、筆者はロンドンの駅で「eスクーター禁止」の貼り紙を見かけた。

 調べてみると、ロンドン交通局では2021年12月からeスクーターは折り畳み式であっても持ち込み不可となっていた。内蔵のリチウムイオン電池による火災が起きたことから、違反した場合は最高1000ポンドの罰金が科せられるという。

 これまでeスクーターはちらほら見かける程度だと感じていたが、貼り紙があるのは思っていたよりも利用者が多いということだ。

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