「家電量販店のEV」どんなの? ヨドバシカメラが取扱い開始 公道走れる6車種
ヨドバシカメラが小型EVの販売を開始。二輪から四輪まで、1人乗りから3人乗りまで6車種展開とバリエーション豊か。家電量販店ならではのサービスもある。
バリエーション豊かなヨドバシの「小型電動モビリティ」

「クルマが家電化する」などといわれて久しいが、ついに家電量販店にEVが登場した。ヨドバシカメラが2021年12月28日から、新宿西口本店ならびに通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」にて、小型電動モビリティの販売を開始した。
2022年1月4日、新宿駅からつながる地下道に面したヨドバシカメラ新宿西口本店B2階の入口前には、取扱い車種のうち「EV-TUK TUK」と「REVERSE TRIKER 3.0」のふたつが展示されていた。前者はインドなどで一般的なトゥクトゥクと同様に、両側ドアのない三輪(前輪1+後輪2)の“クルマ型”、後者は同じく三輪(前輪2+後輪1)で“バイク型”だ。物珍しいのか、足を止めて車両を見る人も少なくなかった。
いずれもビークルファン(東京都江戸川区)が製造するもので、ヨドバシは今回、これら含め6車種を展開している。二輪、三輪、四輪の車種があり、車体の大きさも電動キックボードほどのものから、トゥクトゥクのようにキャビンのついたものまでバリエーション豊かだ。
車両価格は“電動キックボードの進化形”という「X-TREME EVO」が最も安く15万9000円(税込、以下同)。展示されていた「REVERSE TRIKER 3.0」は55万円、「EV-TUK TUK」は66万円となっている。キャビンにドア付いた1人乗りの「VF-3」は83万円だ。