EVスタンドが地域経済を活性化させる! 充電中に近隣「飲食店」の売り上げ増加! 米国研究で明らかに

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EVの充電スタンドが地域経済を活性化している。充電中に消費支出が増え、特に低所得地域では飲食店や商店街の売り上げが上昇している。充電インフラの整備は経済に良い影響を与え、EV普及の進展に重要な役割を果たしている。

充電時間を有効活用

EV充電スタンド(画像:Pexels)
EV充電スタンド(画像:Pexels)

 ガソリン車の給油は単なる作業だが、電気自動車(EV)にとって充電は「待ち時間」だ。現状、急速充電器(DCファストチャージャー)を使っても、80%まで充電するのに約30分かかり、普通の充電器だと数時間かかることもある。

 急いでいるドライバーにとっては、この待機時間は面倒に感じるかもしれない。しかし、長距離ドライブで事故を防ぐための休憩時間だと考えれば、この時間を有意義に使えるかもしれない。リフレッシュする時間として活用することができる。

 充電中に車内で仮眠を取ったり、ゆっくりくつろいだりするのもよいが、EV充電スタンド周辺を歩いてみるのも気分転換になる。

 実際、米カリフォルニア州のEV利用者は、充電中に近隣を歩き回ったり、飲食や買い物をしたりしていることが最新の研究で報告されている。これは地域経済にもプラスの影響を与えるものだ。

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