爆音マフラーの愛用者は「サイコパス」だった? カナダの心理学研究で判明、騒音規制の未来で今後どうするのか

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「爆音マフラー」の使用が反社会的な傾向と関係している可能性が示された。心理学研究によれば、サイコパシーやサディズムのスコアが高い学生に爆音マフラーの使用が多く見られ、注目を浴びたいナルシシズムとは関係がないことがわかった。

「爆音マフラー」が示す心理

バイク(画像:写真AC)
バイク(画像:写真AC)

 暴走族の全盛期を知っている世代のなかには、爆音を響かせるマフラーのクルマやバイクに懐かしさを感じる人もいるかもしれない。

 現代でもそういった車両を見かけることがある。では、彼らはどのような動機でマフラーを交換し、自分好みに改造した車両を走らせているのだろうか。

 愛車をカスタムしたりペイントしたりして、自分だけの1台に仕上げる気持ちは理解できる。しかし、暴走族でもないのに、わざわざ人を不快にさせる

「爆音マフラー」

に交換して走る人々の思考様式は、多くの人にとって“謎”に感じられるだろう。

 この謎に対して、2023年4月に「Current Issues in Personality Psychology」で発表された心理学的アプローチによる研究があり、非常に興味深い内容となっている。

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