軽トラックの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(3)
軽トラックは日本の働くクルマの象徴であり、その魅力は機能美と走る歓び、そしてコストパフォーマンスにある。その魅力を知ればきっとあなたを虜にするはずだ。
元トラックドライバーの軽トラ愛

軽トラック(以下、愛を込めて「軽トラ」と呼びたい)、それは日本の原風景であり、働く車の象徴だ。
農家の新鮮野菜を市場へ運び、町工場の部品を配送し、建設現場に資材を届ける。日本の至るところで活躍するこの小さな車両は、日本の自動車技術の結晶でもある。
軽トラは日本の産業を支え、人々の生活を豊かにする“小さな巨人”なのだ。筆者(島崎敢、心理学者)は元トラックドライバーで、大型トラックやトレーラーも乗りこなしてきたが、それでも車のなかで軽トラが
「最強に楽しい」
と思っている。コンパクトな車体でたくましく働く姿はまさに「やばい!」の一言。その愛らしさと力強さに心を打たれずにはいられない。
本稿では、筆者が軽トラを「やばい!」と思うポイントについて、興奮のあまり支離滅裂気味に解説していく。一般の人には縁遠い存在かもしれないが、軽トラの魅力を知れば誰もがそのとりこになること必至だ。さあ、軽トラワールドの扉を開こう!