フードデリバリーで働く人は「労働者」と呼べるのか? そもそも労働法はフリーランスを保護できるのか、という根本疑問
形式的にはフリーランスだが、実態は労働者に近いというケースが散見される。本書はこうした現状を指摘し、フリーランスの「労働者性」に注目し、保護すべきだと主張する。
物流業界におけるフリーランスの未来

しかし、著者によれば、こうした保護の実効性に関しては疑問も残るとのことで、著者はフリーランスを広く「労働者」として扱い、保護していくことを主張している。
今後、人手不足や高齢化によって、今までのようにフルタイムで働く人材を潤沢に確保することはどの業界でも難しくなっていくだろう。
そこで注目されるが
「好きなときに、好きなだけ働く」
というフリーランスの働き方であるが、本書を読むと、その問題点や課題も見えてくるだろう。
新書にしてはやや専門的な本であるが、今後の物流業界の雇用を考えていくうえでも有益な本となっている。