もはやレジャー施設? 最新「道の駅」が大型化、温浴施設からアスレチックまでもはや何でもアリだ

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道の駅は近年、すでに供給過多で飽和状態に陥っているといわれているが、2023年もオープンが相次いだ。その傾向とは。

多機能大型化の新潮流

3月21日にオープンした、群馬県前橋市の「まえばし赤城」(画像:群馬県)
3月21日にオープンした、群馬県前橋市の「まえばし赤城」(画像:群馬県)

 現在、道の駅は全国に1209施設(2023年11月現在)が展開しており、国内観光の一大ネットワークを築いている。

 近年、開発の多さからすでに供給過多で飽和状態に陥っているのではないかといわれているが、2023年も道の駅のオープンが相次いだ。その傾向を見ると、多様な機能を複合して大型化する事例が見られ、さらに大型開発プロジェクトの核施設として導入された事例も見られる。

 3月21日にオープンした「まえばし赤城」(群馬県前橋市)は約7万平方メートルもの敷地にさまざまな施設を複合した大型施設である。農畜産物直売所をはじめとして、地産レストランには「前橋・赤城らーめん翔鶴」「うどん処ぬくい」など前橋市内の人気店を集め、加工現場が見えるスイーツショップ、BBQ施設、温浴施設の「まえばし赤城の湯」も導入された。

 また、群馬県は海のない県だが、太平洋と日本海の旬の魚を漁港から直送する「前橋赤城鮮魚センター」が出店している。そのほかにも関東で人気の窯焼きベーカリー「ベーカリーズキッチンオハナ」や子ども向け屋外大型遊具、ドッグランなど、観光客の利用だけでなく、地域住民の利用を意識した施設が多く導入されている。そのため、オープン後は地元のリピーターが多く、年間80万人の想定を大幅に上回る利用者数になった。

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