大型客船でまったり船旅 「東京九州フェリー」がまだまだ“穴場”なワケ
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大型の客船でそれなりの設備もあって、かつハードルが低い船旅はないだろうか。実は、手軽な価格で大きな船による船旅を満喫できる方法がある。それは、長距離フェリーだ。
運営はSHKライングループ

低価格で、それなりの設備があって、ゆったりと船旅が楽しめる長距離フェリーのひとつに、東京九州フェリーがある。
東京九州フェリーは、山口県下関市を拠点としているSHKライングループのグループ会社・東京九州フェリー(福岡県北九州市)が運航している。2021年7月に開設されたばかりで、長距離フェリーのなかでは非常に新しい。
東京と九州を結ぶので「東京九州」とあるが、正確には
「横須賀と新門司」
を往復している。横須賀発着なのに東京については、東京ディズニーランド、東京ドイツ村よろしく、“ざっくりというと東京”というニュアンスで、さらっと受け流してもらいたい。
運航ダイヤは、次のとおりとなっており、片道約21時間の船旅である。
・横須賀23:45 → 新門司21:00
・新門司23:55 → 横須賀20:45
2023年10月から2024年1月までのスケジュールを見ると、日曜日と祝日、および12月30日が運休日であり、ほぼ平日のみの運航といえる。