豪華客船で1年間生活! 費用は総額「1000万円」、アリかナシか?

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今、クルーズ客船で船旅をしながら暮らすという選択肢が注目されている。クルーズ客船で暮らすメリットは3点が挙げられる。反面デメリットとは。

クルーズ船で暮らすという選択肢

MVジェミニ号(画像:ライフ・アット・シー・クルーズ)
MVジェミニ号(画像:ライフ・アット・シー・クルーズ)

 今、クルーズ客船で船旅をしながら暮らすという選択肢が注目されている。日本でクルーズ客船と聞くと、インバウンドのニュースや、2020年2月の新型コロナウイルス初期のダイヤモンドプリンセス号を思い浮かべる人が多いだろう。

 現在、世界中で400隻近くの大型クルーズ客船が就航しており、欧米ではクルーズ客船による船旅の人気が高い。また、乗客定員2500人以上の大型クルーズ客船が、全体の4分の1の約100隻あるという。

 なかには4000人を超える船もあり、もはや“ひとつの町”といっても過言でない。先ほどのダイヤモンドプリンセス号は乗客定員2706人であり、大型クルーズ客船の中では大きな部類にはいる。

 先日、クルーズ客船で暮らすことを楽しみにしている女性がCNNで紹介された。彼女が乗船するMVジェミニ号は、2023年11月1日にトルコのイスタンブールを出航し、3年かけて世界を回る予定である。

 同社のウェブサイトによると、1年あたりの料金は、内側の船室で3万8513ドル(約550万円)から、外側で6万5052ドル(約920万円)から、バルコニー付きで9万8226ドル(約1390万円)となっている。

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