宅配便の「再配達無料」はもう止めるべき? ドライバーにかかる大きな負担、海外ではありえない日本の“サービス過多”を疑え

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通販大手「フェリシモ」が行った調査結果で、回答者の約9割が「再配達」を問題視していることがわかった。このまま業界の待遇改善につなげられるか。

有料化のメリット

フェリシモが行った自社の会員に対して行った「再配達」に対する意識調査。有効回答数は1万6006件(画像:フェリシモ)
フェリシモが行った自社の会員に対して行った「再配達」に対する意識調査。有効回答数は1万6006件(画像:フェリシモ)

 このような不合理を解決するのが、再配達の有料化である。

 再配達を希望する消費者はそのぶんのコストを払い、再配達分のコストを払いたくない消費者は、指定時刻に在宅したり、宅配ボックスを設置するなどの対応を取れば良いのだ。

 ある大手の通販会社では、荷物1個につき宅配運賃を300円~400円程度支払っているという。そしてこの運賃の大半がラストワンマイルの配達に要していることは明らかである。仮に再配達をなくすことで運賃の1割に当たる30~40円のコスト削減が可能となるだけでも、消費者のメリットも決して小さくはない。

 賢い消費者は日々の買い物でも、少しでも節約できるように安い店を探している。そのような消費者であれば、再配達しないことで数十円の値引きになるというなら、喜んで宅配会社の営業所まで取りに行くのではないだろうか。逆に、時間を節約するためにコストを払って再配達してもらう消費者がいてもいい。

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