大企業だけじゃない! 自動車部品の製造現場で「女性登用」が次々と進むワケ
女性の就業率は25歳から40歳を中心に大きく下がることが知られている。モビリティ業界では今後どう対応すべきか。
変わっていく企業と人
減少していく労働人口に対し、IT化や人工知能(AI)の活用、業務効率化などの対策を行っている企業も少なくない。とはいえやはり、自動車業界を中心とした製造業は人の手が欠かせない業界のひとつでもある。
大企業とは異なった形で進む、中小企業における女性登用。記事内で紹介した企業でマシンオペレーターをしている女性はこういった。
「手に付いた油は洗えば落ちる。機械を使う仕事は汚い仕事ではない、かっこいい仕事だ。後輩にもそういう考えをもってほしい」
労働人口が減少し、社会の価値観が変化していく今、企業も女性も変わっていく必要があるのだろう。