茨城の謎! 京成百貨店は“京成”なのになぜ「水戸市」にあるのか

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水戸市にある京成百貨店。京成の冠が付いているのに、なぜ水戸にあるのか。資料をたどる。

街なかにポツンと存在

京成百貨店(画像:(C)Google)
京成百貨店(画像:(C)Google)

 現在、鉄道会社による小売り事業はデパートや各駅のスーパー、飲食店など多岐にわたる。特にデパートは自社路線の沿線か、その近くにあるのが一般的だ。そもそも、鉄道会社によるデパート運営は自社路線の利用者を顧客と見なしているからだ。

 そんな常識から外れ、“孤高の存在”なのが京成グループの京成百貨店である。このデパートが立地するのは、なんと茨城県の県央地域に位置する水戸市なのだ。水戸駅から1.5km離れたところに立地している。

 いうまでもなく、京成電鉄(千葉県市川市)が路線を持っているのは

・東京都
・千葉県

である。

 グループに属する関東鉄道(茨城県土浦市)は茨城県内に鉄道やバス路線を保有しているが、水戸市にはバス路線はあるものの鉄道路線はない。いわば、

「縁もゆかりもない土地」

に、デパートだけがポツンと存在しているのともいえる。確かに水戸市内には京成ホテルもあったりはするのだが、やはり奇妙である。なぜ、京成の名を冠したデパートが水戸市内にだけ存在することになってしまったのか。

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