水深60cmでアウト! 冠水道路に潜む大きな危険、JAFのテストでわかった「迂回路」の重要性とは

キーワード :
, , , , ,
台風の季節が近づく今、あらためて確認しておきたいのが「冠水路走行」の危険性だ。JAFユーザーテストから“危険水位”を解説する。

冠水路走行を避けるべき理由

豪雨の中を走行する車のイメージ(画像:写真AC)
豪雨の中を走行する車のイメージ(画像:写真AC)

 以上の結果からも、車両はバンパー下部より浅い水たまりしか通過できないと考えた方がいい。

 水はね運転が違法行為であることはよく言われることだが、水深が見て取れない水たまりへ頓着なくそのまま侵入すること自体が、安全運転から大きくかけ離れた行為ではある。

 しばしば見る事例として、フロントナンバープレートが、前に突き出すように折れ曲がったクルマがいる。

 これは故意に曲げられたものでない限り、車両底面より深い水たまりに侵入して車両下部に入りきらなかった水が前へ押し出され、ナンバープレート裏から前方へ大量の水が流れた結果である可能性がある。

 また、冠水路を走り切ろうとして加速する行為も、かえって良くない。水という“壁”に衝突しているようなものだからだ。

 冠水路を走行する行為を避けるべき理由は、他にもある。

 冠水路を走行するということは、水たまりの中がどうなっているか分からない道路を走ることを意味するからだ。

 何が落ちているか分からない。側溝が外れているかもしれないし、グレーチングが外れているかもしれない。通過できたとしても、その先で停止しているクルマがいるかもしれない。

 路面が見えないということは非常に危険な状態なのだ。

 水たまりに流れついた、壊れた傘の部品やくぎ、ネジなど、鋭利なゴミが混ざっている恐れもあり、パンクの危険もはらんでいる。

全てのコメントを見る